ニッカウヰスキー、「余市」と「宮城峡」の出荷停止

 ニッカウヰスキーが製造するウイスキーの「余市」と「宮城峡」の販売が、原酒不足のために8月出荷分で終了するそうです。

 「余市」と「宮城峡」は、それぞれ余市蒸留所(北海道余市町)と宮城峡蒸留所(仙台市)の原酒のみを使うブランドです。

 ウイスキーの原酒の熟成には10年以上かかると言われますが、国内のウイスキー消費は1990年代以降低迷していたため、各社は生産を縮小していました。ところが近年、炭酸でウィスキーを割るハイボールが流行。さらに、NHK連続テレビ小説で、ニッカ創業者をモデルにした「マッサン」が放送されて人気を呼び、ウィスキーの人気が高まり、ウィスキー各社は原酒不足になっていると言うことです。

 20年も消費が低迷していた所に、突然人気が出てきても、そりゃ急に供給を増やすことは出来ません。それに、熟成に10年かかることを考えれば、あまり思い切った投資も出来ないかも知れません。10年後も、このブームが続いている保証はありませんから。