ロシア、ドイツ人ジャーナリストの入国を拒否

 ロシアによる国家ぐるみのドーピングについて、最初に報道したドイツ人ジャーナリストが、ロシアで6月14日から開催されるサッカーのワールドカップを取材するために申請したビザの発給が拒否されたそうです。

 ビザの発給を拒否されたのは、ハイオ・ゼッペルト氏。ドイツのスポーツ通信社「SID」が報じたもので、拒否の理由は、同氏がロシアの「好ましくない人物」リストに記載されているためだと言うことです。

 ゼッペルト氏は国際サッカー連盟の公認申請を承認されていますが、ロシアが入国を拒否したことで取材が出来ない状態です。

 ロシアは一連のドーピング疑惑によって、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックへの陸上競技選手の参加を制限され、今年2月に開催された平昌オリンピックでは国家としての参加が禁止されました。それでもロシアは国家ぐるみのドーピングについては認めておらず、このままでは2020年の東京オリンピックにも何らかのペナルティが課せられる恐れがあります。

 その発端となったのがゼッペルト氏による報道で、ロシアにとっては怨敵と言うわけです。しかし露骨というかなんと言うか、ロシアらしいと言えばロシアらしい決定です。

ライバルの飲み物に禁止薬物

 カヌーのカヤックシングルで日本代表として世界選手権にも出場した選手が、試合後ライバル選手の飲み物に違法薬物を混入していたことが判明しました。

 違法薬物を混入された小松正治選手(25)は、試合後のドーピング検査で陽性反応を示したそうです。

 前代未聞の事件が起きたのは、昨年9月に石川県小松市で開催されたカヌー・スプリントの日本選手権。違法薬物を混入したのは、鈴木康大選手(32歳)。使用されたのは筋肉増強剤の一種で、ネット通販で入手し、小松選手がレースに出場している間放置されていた飲料水のボトルに混入したものです。

 陽性反応が出た小松選手が無実を訴え、日本カヌー連盟が調査したところ混入疑惑が浮上。鈴木選手が犯行を認めたと言う事です。

 薬物を混入しているところが防犯カメラにでも写っていたのでしょうか?。ドーピング違反ならば前例はありますが、他の選手の飲み物に違法薬物を混入してドーピング違反にしようとしたのは聞いた事がありません。2020年の東京オリンピック出場を目指していた鈴木選手、日本カヌー連盟と日本アンチ・ドーピング機構の調査に対して、このままでは出場が危ないと危機感を募らせて犯行に及んだと話したそうです。

松中信彦引退

 元福岡ソフトバンクホークスの松中信彦内野手(42)が現役を引退する事を決め、今日引退会見を行うそうです。

 松中選手は、社会人野球の新日鐵君津で中心選手として活躍し、1996年アトランタ・オリンピックの日本代表チームで4番を努めて銀メダルを獲得。同年のドラフト会議で当時のダイエー・ホークス(現福岡ソフトバンク・ホークス)に入団。3年目からレギュラーに定着すると、2003年に初タイトルとなる打点王を獲得。翌2004年には落合博満(1986年)以来の史上7人目となる3冠王を獲得、MVPにも輝きました。

 しかし、その後膝の故障などが重なり次第に成績が下降、出場試合数も減少していき、昨シーズン限りでホークスを退団していました。

 退団後もNPBで現役続行を目指してトレーニングを続け、他球団からのオファーや入団テストの機会を待っていましたが、自ら期限としていた2月末まで話がなかったため引退を決断したものです。

 現役19年間でホームラン352本、打点1168、打率2割9分6厘。首位打者2回、最多安打1回、本塁打王2回、打点王3回、MVP2回の成績を残しています。