クリミア議会、ウクライナからの独立宣言採択

 ウクライナ南部のクリミア自治共和国議会は11日、ウクライナからの独立宣言を、出席した81人の議員のうち78人が賛成して採択しました。今後は自治共和国の憲法に従い、ロシアへの編入手続きを進めるものと見られます。

 今回の採択は、ウクライナ議会が同自治共和国がロシア編入の賛否を問う住民投票実施を12日までに撤回しなければ、ウクライナ憲法の規定に基づいて自治共和国議会の解散手続きに入るとの決議を賛成多数で採択した事に対抗する物です。

 ウクライナ議会は、住民投票の実施を決めた自治共和国議会の決定が、「全国民の投票によって領土変更を決める」としたウクライナ憲法に「違反する」と指摘。住民投票を撤回しなければ、自治共和国議会の解散手続きを進めると警告していました。

 ロシア下院は、ウクライナ南部クリミア自治共和国で高まるロシアへの編入要求に応えるため、21日にも外国の領土をロシアに編入するための手続きを定めた法律の改正案を審議すると明らかにしています。ロシアの上下両院議長は、クリミアのウクライナからの分離とロシアへの編入を支持する考えを表明しており、このまま住民投票が行われロシアへ編入される公算が高くなってきました。同時に、欧米との対立も激化しそうです。

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