山形の司法書士を告発

 仙台国税局は、多重債務者の過払い金返還請求訴訟で得た報酬など約1億5千万円を隠したとして、山形市の鈴木晴男司法書士(62)を所得税法違反(脱税)の容疑で山形地検に告発、山形地方検察局は7日までに同罪で山形地裁に在宅起訴しました。同時に、天童市にある鈴木司法書士の事務所の元事務員についても、確定申告の手続きをしなかったなどとして同罪で在宅起訴しました。

 鈴木司法書士は法務省に認められた「認定司法書士」で、2009年までの3年間、過払い金返還訴訟の顧客から得た報酬などのうち約1億5千万円を所得として申告せず、所得税約5千万円を脱税した疑いが持たれています。鈴木容疑者は容疑を認め、すでに修正申告しているという事です。

 同国税局によると、昨年6月までの1年間に東北6県で税務調査を受けた司法書士・行政書士の19%が申告漏れを指摘されました。1件あたりの申告漏れは934万円に上り、業種別ではとび工事業や風俗業などに次いで6番目に申告漏れが多い職業となっています。大半が、過払い金返還請求訴訟など債務整理問題で得た報酬を少なく申告したり、隠したりしたなどして税金を逃れていたと指摘された模様です。

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