経常黒字52・6%減の7.9兆円

 財務省が10日発表した2011年度の国際収支によると、海外との物やサービスなどの取引状況を総合的に示す経常収支の黒字額は、前年度比52.6%減の7兆8934億円だったそうです。

 7兆2890億円だった1996年度以来、15年ぶりの低水準で、減少率は統計を比較できる1985年度以降で最大だったそうです。足を引っ張ったのが3兆4495億円にのぼる貿易収支の赤字。東日本大震災やタイ大洪水、そして超円高の影響で輸出が落ちお混んだのと、原子力発電所の停止によって化石燃料の輸入量が急激に増えたためです。
 それでも7兆円もの経常黒字を出しているのですから、中々円安にならないのも頷けます。

 よく日本を貿易立国だと、日本は輸出で成り立つ国だと言う話をする人がいますが、貿易収支が赤字でも経常収支は黒字で、日本経済も急激に悪化しているわけではないようです。確かに輸出で稼げるのに越したことはないでしょうが、日本は貿易収支が赤字でも十分やっていける国であるように見えます。

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