光市母子殺害事件、死刑確定

 山口県光市で1999年に母子2人が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、最高裁で2月20日に死刑判決を受けた元会社員大月(旧姓・福田)孝行被告(31)について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は14日の決定で、被告側の判決訂正の申し立てを棄却しました。

 判決訂正の申し立てが認められた例は殆ど無い(皆無?)と言う事で、結果は初めから分かっていましたが、これで死刑が完全に確定しました。

 この事件は1999年(平成11年)4月14日に山口県光市で発生。当時18歳1か月の少年Aにより主婦(当時23歳)が殺害後屍姦され、その娘の乳児(生後11カ月)も殺害された上、財布を窃盗したという凶悪犯罪です。

 検察側の死刑求刑に対し、1審の山口地方裁判所は未成年であること、反省の情が芽生えていることなどを理由に無期懲役の判決を下しました。しかし、1審判決後に被告が知人に宛てた手紙に

 ・ 終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君
 ・無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す
 ・犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか

 などと書かれていたことが判明。検察はこれを被告に反省が見られない証拠として裁判所に提出していました。

 その後2審でも無期懲役、最高裁で高裁に差し戻され、差し戻し審で死刑判決。最高裁が被告の上告を棄却、5回もの裁判でやっと決着となりました。

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